久喜市立本町小学校にて、開校50周年の記念碑を建立させていただきました
埼玉県久喜市にて、お墓・石材のお仕事をさせていただいております、木村石材店 石原です。久喜市立本町小学校にて、開校50周年の記念碑を建立させていただきましたので、ご紹介いたします!
久喜市立本町小学校 記念碑 インド産銀河
今回記念碑を建立させていただいた久喜市立本町小学校は私の母校で、私の娘たちも通っている小学校です。弊社は、令和4年に久喜小学校の創立150周年の記念碑を建立させていただきました。私と同じく本町小学校のご出身でPTAの顧問をされている方と、「本町小でも50周年の記念碑を作ろうか」という話をしていたのですが、本町小学校にゆかりのあるお寺様のご厚意で寄附をいただいたので、このたび建立をお手伝いさせていただくことになりました。
設置工事の様子です。記念碑の設置場所は、校長先生をはじめとする学校関係者の方々、寄附いただいた方などと一緒に決めました。地面を掘削して基礎を施工します。
掘り下げた場所に砕石を敷き詰めました。基礎コンクリートを打つ準備です。
縦型のランマ―という機械を使い、しっかりと転圧して地固めします。
転圧したら木枠を組んで、中に鉄筋を組みました。今回は、泥はね防止の意味もあって地面よりも少し高い基礎を施工します。
木枠の中に生コンクリートを流し込みます。
流し込んだらバイブレーターをかけて、コンクリートの中の気泡を抜きます。こうすることでより密度の高い丈夫な基礎になりますので、大切な作業です。表面をきれいに整えて、しっかり基礎が固まるまでしばらく養生期間を置きます。
基礎がしっかり固まったら、コンクリートに穴を開けてステンレス製の棒を設置し、記念碑の脚の部分の底面に開けた穴に差し込んで固定します。地震などの揺れでも倒れないよう強度を高めた設計です。
脚の上に記念碑本体を設置して、完成です!!
記念碑と脚の接着部分もしっかり耐震施工で据え付けています。使用したのはインド産の銀河という御影石です。校章が銀杏の葉をモチーフにしているので、記念碑本体も銀杏の葉の形をイメージしました。
真ん中にいるのは本町小のマスコット「なしエール」です^^ こちらはカラーで仕上げて、元気いっぱいでかわいらしい彫刻になりました。学校教育目標である「よく学び なかよく遊び 明るく元気」の文字と、開校50周年の文字は白色を入れました。
完成後は、学校・PTA関係者の方々で除幕式を行い、私も参加させていただきました。校長先生には、「子どもたちもすごく喜んでいます」とおっしゃっていただけました。このたびは開校50周年記念碑の建立という大切な事業に携わらせていただき、ありがとうございました。卒業して30年経った今、これから50年、100年先まで残る記念碑の建立に携わらせていただき、とても嬉しく光栄でした。妻から聞いた話では、娘がお友達に「これ、うちのお父さんが作ったんだよ!」と誇らしげに話していたそうです^^ 子どもたちに親しまれる記念碑になれば、うれしい限りです。